2017-02-12 09:11:31

ストップ高とは 基本を学び具体的投資方法も紹介

ストップ高とは


ストップ高とは株価が急騰しこれ以上値が上がらないところまで買われてた状態のことです。急騰時、投資家は過熱感・恐怖感などの感情により冷静さを失い株価の想像以上に乱高下します。これを防ぐために株価の上昇に制限をかけ投資家に冷静さを取り戻すために行う処置で投資家保護を目的としています。


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ストップ高、ストップ安の制限値幅


この制限は単純に上昇率何%まで上昇すれば制限をかけるというものではなく銘柄の基準価格で制限幅が変わります。基準価格は前日の終値です。意識しなくても証券会社の株取引ツールなどに記載されていると思いますが制限幅は下記になります。低位株になればなるほど騰落率は高くなります。


基準株価制限値幅騰落率
1円以上100円未満±30円30% ~ 3000%
100円以上200円未満±50円25% ~ 50%
200円以上500円未満±80円16% ~ 40%
500円以上700円未満±100円14% ~ 20%
700円以上1,000円未満±150円15% ~ 21%
1,000円以上1,500円未満±300円20% ~ 30%
1,500円以上2,000円未満±400円20% ~ 26%
2,000円以上3,000円未満±500円16% ~ 25%
3,000円以上5,000円未満±700円14% ~ 23%
5,000円以上7,000円未満±1,000円14% ~ 20%
7,000円以上10,000円未満±1,500円15% ~ 21%
10,000円以上15,000円未満±3,000円20% ~ 30%
15,000円以上20,000円未満±4,000円20% ~ 26%
20,000円以上30,000円未満±5,000円16% ~ 25%
30,000円以上50,000円未満±7,000円14% ~ 23%
50,000円以上70,000円未満±10,000円14% ~ 20%
70,000円以上100,000円未満±15,000円15% ~ 21%
100,000円以上150,000円未満±30,000円20% ~ 30%
150,000円以上200,000円未満±40,000円20% ~ 26%
200,000円以上300,000円未満±50,000円16% ~ 25%
300,000円以上500,000円未満±70,000円14% ~ 23%
500,000円以上700,000円未満±100,000円14% ~ 20%
700,000円以上1,000,000円未満±150,000円15% ~ 21%
1,000,000円以上1,500,000円未満±300,000円20% ~ 30%
1,500,000円以上2,000,000円未満±400,000円20% ~ 26%
2,000,000円以上3,000,000円未満±500,000円16% ~ 25%
3,000,000円以上5,000,000円未満±700,000円14% ~ 23%
5,000,000円以上7,000,000円未満±1,000,000円14% ~ 20%
7,000,000円以上10,000,000円未満±1,500,000円15% ~ 21%
10,000,000円以上15,000,000円未満±3,000,000円20% ~ 30%
15,000,000円以上20,000,000円未満±4,000,000円20% ~ 26%
20,000,000円以上30,000,000円未満±5,000,000円16% ~ 25%
30,000,000円以上50,000,000円未満±7,000,000円14% ~ 23%
50,000,000円以上±10,000,000円20% ~


例えばある銘柄の終値が918円の場合ストップ高は1,068(+150 騰落率+16.34)になります。


値幅制限の拡大


特例処置として3日連続ストップ高になった場合値幅制限が拡大する処置がとられます。通常の値幅制限が2倍に拡大されます。


ストップ高時の注文(比例配分)


ストップ高になり上限価格に張り付いた場合(特別買い気配)、注文はどのように執行されるのでしょうか。この場合「比例配分」という抽選で投資家に分配されます。どうしても買いたい場合は成行注文をだし抽選に並ぶ必要があります。

まず比例配分で配分される株数は、各証券会社に割り当てられます。割り当てられた株は、各証券会社のルールによって投資家に配分され注文が執行される流れになります。

このように比例配分で買いたい場合は自分の証券会社がどのようなルールで配分を行っているか調べる必要があります。ルールのほとんどは成行注文、注文時間、注文数によって配分の優先順位が決まります。


ストップ高になる材料


ストップ高になる材料は大きく分けて8つに分かれます。

1.証券会社レーティング・レポート
証券会社のレーティング引き上げや目標株価の引き上げなどでストップ高になる場合があります。

2.業績
決算・業績の上方修正など市場の予想を上回る好決算・好業績などでストップ高になる場合があります。

3.イベント系
イベントとして「株式分割」「自社株買い」「増資」「市場鞍替え」「優待新設」「増配」「資本提携」「子会社化」「大量保有報告書」などによりストップ高になる場合があります。

4.個別材料
個別に発表された独自の材料などによりストップ高になる場合があります。具体的には、新商品の発表、新製品の開発などがそれにあたります。

5.テクニカル・需給
チャートやテクニカル指数、需給などによりストップ高になる場合があります。具体的には、年初来高値を超えて上昇しストップ高になる現象などこれにあたります。

6.信用規制・解除
信用取引規制になる場合は基本的に下落しますが、まれにストップ高になる場合があります。規制解除の場合は上昇することが多いです。

7.テーマ物色
市場が注目するテーマに買いが集まり関連銘柄がストップ高になる場合があります。

8.記事取り上げ
「四季報」「株式新聞」「日経新聞」に注目株などで一面を飾るとストップ高になる場合があります。


海外のストップ高事情


国によってストップ高などの制限があったりなかったりします。欧米系はありませんが、アジア系のほとんどは制限を設けています。

ニューヨーク:値幅制限なし
NASDAQ:値幅制限なし
ロンドン:値幅制限なし
フランクフルト:値幅制限なし
ユーロネクスト:値幅制限なし
韓国:30%
上海:10%
台湾:10%
香港:値幅制限なし
タイ:30%
マレーシア:30%


具体的投資方法


ストップ高した次の日は買い気配で始まることが多いので買うことができれば大きく儲けるチャンスになります。しかしそこには大きなリスクがはらんでいます。

ストップ高の制限を設けている目的は投資家保護です。投資家の感情により乱高下する株価を一旦冷静にさせるために行います。投資をする際、高揚感、恐怖感などの感情を抑える必要があります。まず前提として投資する際は、このような感情がでない自分の身の丈にあった投資金額で投資しましょう。


・比例配分狙いで注文を入れる
材料を確認しまだまだ上がりそうな大きな材料だった場合、比例配分を狙っていきます。比例配分は各証券会社によってルールが異なりますので確認する必要があります。できるだけ多くの証券会社の口座を持ちそれぞれの証券会社の特徴にあった注文をし抽選確率をあげていきます。


・ストップ高後の振り落としで買う
材料を確認し問題なければ、振り落としを待って買いをいれます。ストップ高したあと一旦振り落としという戦略的な急落が起こる場合があります。振り落としだと判断した場合にのみ買いを入れます。かなり高度な判断が必要なため多くの経験が必要です。

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・PTSで買う
場中で買えなかった場合は夜間市場のPTSで買う方法もあります。買える証券会社はSBI証券だけですが大きな材料が出た場合は積極的に狙うのもひとつの手です。

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