2015-07-09 17:35:07

【ボーナス日】絶対に身につけたいセリングクライマックス時のデイトレード手法

本日のような急落からのリバウンドはデイトレーダーにとっては利益を伸ばす大チャンスになります。基本的に株を持ち越すことのないデイトレーダーは急落の場面を優位な立場で取引することができます。安く株を買える上、リバウンド時の急騰の破壊力は凄まじく通常の相場ではありえないほどの上昇が期待できます。

こういった一時的に調整する場面は、急騰が期待できるためデイトレーダーにとってのボーナス日といえます。デイトレーダーはこのような日に利益を上げることができなければ損失を出した以上に落ち込みます。機会損失が計り知れないからです。それだけデイトレーダーにとって重要な日なのです。ではどのようにして利益をあげるのか説明していきます。


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セリング・クライマックス(セリクラ)とは


セリクラとは、本日のようなチャイナショックやギリシャショックのように経済に大打撃を与えるような外部要因がトリガーとなる大暴落のことです。売りが売りを呼び相場が恐怖に埋め尽くされパニック状態に陥った時に起こります。

短期で保有していた人は、このような下落で売ってしまいます。しかし株が売りつくされると売りたい投資家はいなくなります。売る人がいなくなる、つまりそこから買いしかありません。このような状態になると株価は急反発します。この一連の急落、急反発のこともセリングクライマックスという場合があります。


セリクラ時の手法


デイトレーダーは株を長期で持ちませんので急落時は他の投資家より優位な立場にあります。なので安易にセリクラと判断して攻めるのはよくありません。判断を誤ると急落にだけのってしまい急騰にのり遅れる場合があります。空売りもよくありません。空売りで攻めると売り目線になり急騰にのり遅れたり、踏みあげられるリスクもあるためやめたほうがいいでしょう。

やはり急落時は焦らず反発を待ってから攻めるのが基本です。セリクラが起こる場合、なにか大きな外部要因で不安が起こり、日経先物のマイナスが普段にはない異常値になっています。前日より-500~-1000などもうこの世の終わりではないかと思わせる数値になった場合に起こります。

このような数値になっている場合、セリクラを意識し日経先物の動きや個人投資家に人気のある銘柄などの値動きを注視します。セリクラの場合はどの銘柄も日経平均先物の動きに連動するため、先物の反発を見てから普段取引している銘柄に買いを入れます。仕手系の銘柄は、普段めちゃくちゃな動きをしている分、セリクラ時はおとなしくなるためあまり狙わないほうがいいでしょう。

ある程度反発すると出遅れている銘柄を探しまた買いを入れさらに上昇を待ちます。そしてある程度落ち着くと第二波が来ることがあるのでそれを待ちながら相場を注視します。また反発が起これば買いを入れます。このような一連の作業を行えば容易に利益を上げることができます。

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連動する銘柄をチャートで確認


では実際のチャートを見て確認しましょう。
これは2015年7月9日のチャイナショック発生時の場中のチャートになります。
前日大幅安で終わり、当日先物は寄りから急落し一時-600を超える大きな下落となりました。セリクラを意識する場面です。



日経225先物



8202 ラオックス 中国関連銘柄



2121 ミクシィ マザーズを代表する銘柄



3656 KLab 個人投資家に人気の銘柄


チャートを見てもらえればわかると思いますがこのようなセリクラ発生時は先物の動きに連動して株価が動きます。全く関係のないような新興株も同様に連動します。このチャートを見る限りセリクラ発生時には上記で説明した手法が有効だとわかります。


さいごに


年に何度もあるようなイベントではありませんのでチャンスですが冷静に対応することが重要です。このような急落を何度か経験すれば冷静に対応することができます。このチャンスをものにできればデイトレードの勝ち方のコツが理解できると思います。




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