2015-04-23 01:34:33

【日足と違う】実践で発見した5分足で抵抗線(レジスタンス)、支持線(サポート)の引き方

 毎日トレードしチャート分析をしていると、あるチャートパターンを発見しました。今回は、そのパターンを抵抗線、支持線を中心に説明していきます。デイトレードの初心者の方は参考にしてみてください。


5分足の特徴


 5分足は、ローソウ足が5分ごとに形成され62本のローソク足から構成されています。その日の値動きを読むために使われ、デイトレードするときにはよく利用されています。トレンドは日足チャートに依存するため、値動きを読むためには日足のチェックも重要です。


抵抗線、支持線の形成


 短期のトレードでは人間の心理を読むことが重要です。チャートは人間の心理によって形成されます。投資家の「ここで買いたい」「ここで売りたい」などの短期的感情がチャートに反映されます。投資家が意識する価格が抵抗線、支持線を形成します。


【チャート分析】デイトレードで勝つためにチャートで投資家の心理を読む 


5分足の抵抗線、支持線の特徴


 5分足の抵抗線、支持線には形成しやすい場所があります。

1.寄り直後
2.前場高値、前場安値
3.日足の抵抗線、支持線

デイトレードで勝つためには、これらの特徴を知ったうえで取引する必要があります。


抵抗線、支持線を利用した手法


 抵抗線、支持線を利用した具体的手法は

1.抵抗線をブレイクアウトした瞬間に買いを入れる。空売りの場合は損切り。
2.支持線をブレイクアウトした瞬間に空売りを入れる。買いの場合は損切り。



例:抵抗線をブレイクアウトした瞬間に買い


基本的な手法は上記2つになります。またポジションを持ったあとの利益確定にもこれらを利用します。

【手法】デイトレーダーなら絶対身につけたいブレイクアウト手法


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寄り直後の抵抗線、支持線


 寄り直後(寄りから30分まで)は、一日の中でもっとも出来高の多い時間帯です。投資家がもっとも意識することから信用度の高い抵抗線、サポート線が形成されます。



支持線をブレイクアウト。




後場、寄り付近の高値(抵抗線)を超えてブレイクアウト。




初値(抵抗線)を後場にブレイクアウト。



前場高値、前場安値の抵抗線、サポート線


 後場の取引で投資家が意識する価格です。信用度の高い抵抗線、支持線が形成されます。



後場、前場の高値(抵抗線)を後場にブレイクアウト。




後場、前場の高値(抵抗線)を後場にブレイクアウト。超えてからは支持線に。




後場、前場の安値(支持線)をブレイクアウト。



日足の抵抗線、サポート線


 5分足は日足のトレンドに依存します。当然日足の抵抗線・支持線が意識されるため、信用度の高い抵抗線、支持線が形成されます。日足の抵抗線・支持線は、直近高値、安値、上場来(年初来)高値、安値などで形成されます。
※直近高値、安値とは過去5日間ぐらいの高値、安値のことです。



前日高値をブレイクアウト。




直近高値をブレイクアウト後支持線が形成。後場抵抗線に。




直近高値を超えられず。



まとめ


 このように5分足のチャートでも抵抗線、支持線は重要になります。これらを参考に勝てるデイトレーダーを目指してください。

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