毎日トレードしチャート分析をしていると、あるチャートパターンを発見しました。今回は、そのパターンを抵抗線、支持線を中心に説明していきます。
デイトレードの初心者の方は参考にしてみてください。
5分足の特徴
5分足は、ローソウ足が5分ごとに形成され62本のローソク足から構成されています。その日の値動きを読むために使われ、
デイトレードするときにはよく利用されています。トレンドは日足チャートに依存するため、値動きを読むためには日足のチェックも重要です。
抵抗線、支持線の形成
短期のトレードでは人間の心理を読むことが重要です。チャートは人間の心理によって形成されます。投資家の「ここで買いたい」「ここで売りたい」などの短期的感情がチャートに反映されます。投資家が意識する価格が抵抗線、支持線を形成します。
【チャート分析】デイトレードで勝つためにチャートで投資家の心理を読む
5分足の抵抗線、支持線の特徴
5分足の抵抗線、支持線には形成しやすい場所があります。
1.寄り直後
2.前場高値、前場安値
3.日足の抵抗線、支持線
デイトレードで勝つためには、これらの特徴を知ったうえで取引する必要があります。
抵抗線、支持線を利用した手法
抵抗線、支持線を利用した具体的手法は
1.抵抗線をブレイクアウトした瞬間に買いを入れる。空売りの場合は損切り。
2.支持線をブレイクアウトした瞬間に空売りを入れる。買いの場合は損切り。
例:抵抗線をブレイクアウトした瞬間に買い
基本的な手法は上記2つになります。またポジションを持ったあとの利益確定にもこれらを利用します。
【手法】デイトレーダーなら絶対身につけたいブレイクアウト手法
寄り直後の抵抗線、支持線
寄り直後(寄りから30分まで)は、一日の中でもっとも出来高の多い時間帯です。投資家がもっとも意識することから信用度の高い抵抗線、サポート線が形成されます。
支持線をブレイクアウト。
後場、寄り付近の高値(抵抗線)を超えてブレイクアウト。
初値(抵抗線)を後場にブレイクアウト。
前場高値、前場安値の抵抗線、サポート線
後場の取引で投資家が意識する価格です。信用度の高い抵抗線、支持線が形成されます。
後場、前場の高値(抵抗線)を後場にブレイクアウト。
後場、前場の高値(抵抗線)を後場にブレイクアウト。超えてからは支持線に。
後場、前場の安値(支持線)をブレイクアウト。
日足の抵抗線、サポート線
5分足は日足のトレンドに依存します。当然日足の抵抗線・支持線が意識されるため、信用度の高い抵抗線、支持線が形成されます。日足の抵抗線・支持線は、直近高値、安値、上場来(年初来)高値、安値などで形成されます。
※直近高値、安値とは過去5日間ぐらいの高値、安値のことです。
前日高値をブレイクアウト。
直近高値をブレイクアウト後支持線が形成。後場抵抗線に。
直近高値を超えられず。
まとめ
このように5分足のチャートでも抵抗線、支持線は重要になります。これらを参考に勝てるデイトレーダーを目指してください。
チャートライブラリはこちら