ブレイクアウト手法とは
節目や抵抗線を抜けて上昇することをブレイクアウトといいます。ブレイクアウト後の上昇を想定しブレイクした瞬間に買いを入れることを「ブレイクアウト手法」といいます。
株価が上昇する時、必ず高値を切り上げていきます。その上昇過程の波に乗って利益をあげます。
デイトレードではよく使う順張りの手法です。
デイトレードで勝つためには必ず身に付けたい手法のひとつです。
銘柄選び
上昇する場合必ず出来高を伴います。銘柄選択には、ある程度流動性のある銘柄である必要があります。節目であっても板がスカスカであれば勢いのある上昇は望めません。銘柄選びは、注目を集めているセクタの銘柄や、高く寄り付いた銘柄などの値動きのいい小型株を選びます。
・銘柄選び参考記事
【初心者必読 】デイトレードは銘柄選びが重要 デイトレード向き厳選7銘柄公開
ブレイクアウト手法の手順
1.銘柄選択
まずブレイクアウトしそうな銘柄を見つけます。
2.ブレイクアウト後の上昇をイメージする
上昇するときは必ず出来高を伴います。ブレイクした瞬間、出来高が上昇します。その後も出来高や値を維持しながら上昇していきます。このような上昇をイメージできるのであれば実際に買う準備をします。

ブレイクアウト後、出来高を伴って上昇するイメージ
3.板を確認する
イメージ通りに上昇するためには、ブレイクアウト時、出来高が上昇する必要があります。そのためには抵抗線にある程度大きな売り板がある必要があります。

大きな板を確認し、これらの板を買い上がれる勢いがあるか、など考えながら実際買うか決めます。
4.実際に買う
板を確認し「イメージ通りに上昇する」と確信が持てるようであれば実際に買います。買う方法は「逆指値」を利用します。機械的にやることで迷いによる買い遅れを防ぎます。
イメージと違う動きをした場合
買ったもののイメージと違う動きだった場合は損切りします。買う前にイメージする利点は、間違った場合すぐに損切りできることです。ブレイクアウトを狙う手法はよく知られている分、騙し上げが頻繁に起こります。迷わず損切りしましょう。
勝率をあげるために
ブレイクアウト狙いは、騙しが多く適当にやると高値掴みしてしまい損切りを連発してしまう恐れがあります。それを回避するためには騙し上げのパターンなどある程度覚えておく必要があります。下記の記事にチャートパターンと騙し上げのパターンをまとめています。よろしければ参考にしてください。
・参考記事
出来高とチャートパターンでだまし上げを見抜く方法
【必見】デイトレードで勝つために覚えておきたいチャートパターン7つ