デイトレードを毎日していると「またこのパターンか」と思うチャートの形があります。今回よく見かけるパターンを厳選し解説とともに紹介していきます。チャートの形だけでなく出来高も同時にチェックし大口投資家の意志を確認することが重要です。
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陽線 2パターン
基本的戦略は高値ブレイクや押し目買いを狙うパターンです。下値サポートを割ると損切りします。
①寄りから上昇し一旦下落、高値を抜いて上昇していきます。出来高は、上値をブレイクするときに上昇し出来高が減少しても値を維持します。そして出来高を伴ってドンドン高値を抜いていきます。出来高を見ながら押し目やブレイクを狙っていきたいパターンです。
例:①パターン
②押し目らしい押し目がなく上昇していきます。押し目がないので
デイトレードでは大きく取れないパターンです。
例:②パターン
下ヒゲ陽線 1パターン
前場の出来高と比較し後場の出来高が急増している場合積極的に攻めていきたいパターンです。
③寄りから下落後、後半出来高を伴って上昇していきます。前場下落し、後場上昇するパターンです。材料や資金の移動などで起こります。このパターンは大きく取れる可能性があるので積極的に押し目、高値ブレイクを狙いたいパターンです。
例:③パターン
例:③パターン
陰線 2パターン
陽線のだましパターンで、手をだしてもすぐに損切りする必要があります。
④寄り付近で大きく上昇するも一気に出来高がなくなりジリジリ下落していきます。出来高が伴っているので期待して買うも下落しマイナスになるパターンです。だましにひっかかっても出来高をみて早く損切りしましょう。
例:④パターン
⑤寄り付いて一気に下落しその後、出来高が減少しジリジリ下落していきます。寄りの下落でリバウンド狙いで買い、反発なく下落しマイナスになるパターンです。寄り後の下落は、よほどの自信がないかぎり様子見が無難です。
例:⑤パターン
上髭陰線 2パターン
このパターンにひっかかると大きな損失を出す恐れがあります。仕手筋などの大口投資家の売り抜けの可能性がありもっとも気を付けたいパターンです。
⑥もみ合い後、突如急騰するも後が続かず出来高が減少しながら下落していきます。そして元の値にもどります。最近よく見かけるパターンで意図しないアルゴリズムによる現象だと思われます。材料もなく突如急騰するものは手をださないようにしましょう。
例:⑥パターン
例:⑥パターン
⑦前場、出来高を伴って上昇するも後場叩き売られ下落していきます。このパターンは日足で加熱感がでてきたときに起こることが多いです。押し目を狙って買うと痛い目をみます。出来高でなかなか判断しにくいので、日足で加熱感を感じたり、三尊天井を形成したら様子見するか手を出しても損切りを徹底しましょう。
例:⑦パターン
例:⑦パターン
さいごに
このようなパターンは、日々特徴のあるチャートを画像にして保存し研究すると見つけることができます。ここで紹介したパターン以外にもたくさんチャートの形があります。みなさんも自分の必勝パターンを見つけ出し
デイトレードに役立ててください。
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