2015-10-31 02:32:32

騙し上げ、振い落とし(仕掛け売り)の特徴・騙されない方法まとめ




デイトレードで勝つためには機関投資家などの大口投資家の行動を読んで売買することが重要です。大口投資家は資金が多いため大量の株を売買します。少額で取引する個人投資家と大きな資金で売買する大口投資家では取引の手法が若干違います。個人投資家の売買は少額のため市場や個別銘柄の値動きににあまり影響を与えません。

しかし大口投資家の売買は資金量が多く大量に売買するため適当に売買してしまうと市場や個別銘柄の値動きに大きな影響を与えてしまいます。そのため大口投資家はできるだけ市場や銘柄の値動きに影響を与えないように売買します。

その売買の特徴を知ることで大口投資家の行動を読むことができます。今回は大口の売買手法「騙し上げ」「振落し」を解説します。


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騙し上げ


「騙し上げ」は大口投資家が大量に持っている株を処分するときに行う売買手法です。大量の株を処分する際、出来高の少ない薄い板の状態で大きな売りを出してしまうと暴落するリスクがあるため処分できません。

リスクの面から処分する際にはある程度流動性が必要になります。流動性を高くするために大口投資家は、意図的に株価を上昇させ個人投資家の提灯買いを誘います。ある程度上昇させ流動性を確保したところで処分したい株を売りつけます。これを騙し上げといいます。


振い落とし(仕掛け売り)


「振い落とし」は大口投資家が大量に株を取得したいときに行う売買手法です。意図的に株価を暴落させ個人投資家の恐怖を誘い持っている株を処分させます。その処分した株を買い集めて大量に株を取得します。騙し上げと逆の手法です。


騙し上げと振い落とし特徴


これらの「騙し上げ」「振い落とし」の特徴は、投資家心理を突いた手法といえます。急騰、急落を意図的に作り出し投資家の欲や恐怖心を巧みに利用しています。個人投資家は、これらの手法に騙されないためには感情による取引をやめ論理的に売買する必要があります。


騙されないためには考えて売買する


「騙し上げ」「振い落とし」は投資家の心理を利用するためできるだけ感情による売買をやめ論理的に考えて取引する必要があります。急騰している場合は、「なぜ急騰しているのか」「騙し上げの可能性は?」などまず考えすぐに飛びつかないようにする必要があります。

「騙し上げ」の場合上値にシコリがある場合が多いので、上値に大きなシコリがないか日足、出来高を確認し「騙し上げ」の可能性を探ります。上値に大きなシコリがある場合は一旦様子見のほうが無難です。

逆に急落している場合は「処分による暴落」「買い集めるための暴落」かをまず考えるようにしましょう。急落は人の恐怖を利用しているので短期的な急落にも対応できるように売買ロットを抑え恐怖を感じない程度のロットで売買するようにしましょう。

「振い落とし」は上昇トレンドの時に多い傾向があります。またストップ高をつけるような銘柄の場合必ずといっていいほど「振い落とし」があります。これは買い集めるというより上値を軽くするために「振い落とし」をします。ストップ高を付けるような勢いのある銘柄は「振い落とし」に対応できるように欲を出さず小ロットで取引しましょう。

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さいごに


これらの現象が確認できれば大口投資家がなにか意志をもって取引していることを意味します。買いたいのか、売りたいのかを判断し大口投資家と同じ方向に取引すると勝率が上がると思います。急騰や急落を見つけたとき大口投資家がいるのか、どういう意図でこのような値動きをしているのかを常に考えて取引するようにしましょう。





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