前回の続きです。
前回は
こちら
5分毎に株価をセルに保存
5分間でどれくらい株価が動いたか監視するために5分ごとに株価を記録していきます。記録した株価と現在の株価を比較すればどのくらい値上がりしたか数値で確認できます。
では早速、メニューの「開発」をクリックし「マクロの記録」をクリックします。ウィンドウが出てくるので「マクロ名」を「急騰急落告知」に変更し「OK」をクリックします。
すぐにメニューから「記録終了」をクリックします。そしてその横の「マクロ」をクリックしウィンドウが開くので先ほど作った「急騰急落告知」を選択し「編集」ボタンをクリックします。
するとコード入力画面が表示されるので現在書かれているコードを消し下記コードを貼り付けてください。
Sub 急騰急落告知()
Beep
Range("A1").Value = Now
Range("B1").Value = Now + TimeValue("00:05:00")
Range("F6:F46").Copy
Range("G6:G46").PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
Application.OnTime Now + TimeValue("00:05:00"), "急騰急落告知", Now + TimeValue("00:10:00")
End Sub
下記画像のように文字を追加し、現在値と記録した5分前の株価を比較するためににセルH6に「=(F6/G6*100)-100」を貼り付けます。これで5分の間にどれくらい上下したか比率が計算されて表示します。
プログラムの記述は、これで終了です。
急騰、急落を色で告知するようにする
プログラムの部分が終わったので次はエクセルの「条件付き書式」を使って1%以上値上がりしたら「赤色」で告知、1%以上値下がりしたら「青色」で告知するように設定します。
メニューの「ホーム」をクリックし先ほど数式を入力したセルを全て選択し「
条件付き書式→セルの強調表示ルール→指定の値より大きい」 をクリックします。
ウィンドウが表示されたら値を入れるフォームに「1」書式を「濃い赤の文字、明るい赤の背景」を選択し「OK」をクリックします。これで「1%以上値上がりしたら「赤色」で告知」の設定完了です。
値下がりの設定も同様に設定していきます。数式を入力したセルを全て選択し「
条件付き書式→セルの強調表示ルール→指定の値より小さい」 をクリックします。
ウィンドウが表示されたら値を入れるフォームに「-1」、書式を「ユーザー設定の書式」を選択します。「セルの書式設定」のウィンドウが表示されたら「塗りつぶし」から「青系の色」を選択し「フォント」から色を白色を選択します。
プログラムを起動させる
プログラムの起動は「開発→マクロ→急騰急落告知を選択→実行」で起動します。
株式市場が始まる9時に起動してください。起動すると「ビープ音」がなります。5分前株価の書き換えと同時に「ビープ音」がなる仕組みになってます。
正常に動作すると下記画像のように告知してくれます。
プログラムの停止はエクセルファイルを閉じると終了します。
以上全て完了となります。
このシステムを使って取引手法を開発しました。詳しい記事はこちら
【分析】カリスマトレーダー株之助さんのトレード手法を分析 そして独自手法を公開
はじめまして
本当に参考になります。
この記事消さないでください!
今後ともよい記事、よろしくお願いします。
>これで9時にマクロが自動的にスタートし11:30に停止し、12:30にまた自動的にスタートし・・・という設定はどうしたらいいですかね?
>どうもうまくいかなくて困っています・・・
コメントありがとうございます。私もやり方がわからなくて手動でやっています。調べて改良できればやってみます。
これで9時にマクロが自動的にスタートし11:30に停止し、12:30にまた自動的にスタートし・・・という設定はどうしたらいいですかね?
どうもうまくいかなくて困っています・・・