2015-09-05 01:29:56

【実践例有】デイトレで密かに使えるボリンジャーバンドの使い方

デイトレードではチャート分析や板読みなどのテクニカル分析は欠かすことができません。テクニカル指標は主に出来高や移動平均線などが一般的です。デイトレードはいろいろな投資家の心理を読んで取引することから出来高や板読みが語られることが多いです。しかし経験上、株のデイトレードで使えるテクニカル指標があるのですがあまり語られることがありません。

その指標は「ボリンジャーバンド」です。FXではよく使われているようですが、なぜか株のデイトレードではあまり語られていません。ということで今回は「ボリンジャーバンド」についてまとめてみました。


  • SPONSORED LINK



ボリンジャーバンドとは


ボリンジャーバンドとは統計学の標準偏差を利用したテクニカル指標です。中央に移動平均線が引かれ上下に標準偏差の線が引かれてます。この指標は、トレンド、トレンド転換、値動きの勢い、買われすぎ、売られすぎを確認するものです。ではもう少し具体的にみていきます。



ボリンジャーバンド


中央の線は移動平均線で上下にある標準偏差の線がシグマといいます。移動平均線に一番近い順に上下のシグマを±1σ、±2σ、±3σ(上が+で下が-)といいます。株価がシグマ内に収まる確率が±1σが68.27%、±2σが95.27%、±3σが99.73%になります。±3σを超える確率が0.27%となり、この線を超えるような場合は買われすぎ、売られすぎと判断します。


ボリンジャーバンドの特徴的な現象


ボリンジャーバンドはある特徴的な現象が存在します。それらを覚えることで株価予想に幅が生まれます。では代表的なものを3つ説明します。

1.エクスパンション
株価が大きく動いたときバンドが大きく上下に広がります。この現象をエクスパンションといいます。

2.スクイーズ
エクスパンション後、値動きが収まるとバンド幅が狭くなります。この現象をスクイーズといいます。

3.バンドウォーク
±2σに沿って株価が上昇、下落をする現象です。トレンドが現れた時に出る現象です。


株価はエクスパンション→スクイーズを繰り返し上昇、下落をしていきます。トレンド形成時はバンドウォークという現象がよく現れます。このような現象の出現のパターンで株価を予想していきます。


ボリンジャーバンド具体的な使い方


ではポパリンジャーバンドをみてどのような時に売買の判断をするのでしょうか。実際に売買のエントリーポイントを説明します。


1.バンドウォーク後の移動平均線超え(割れ)を狙ったブレイク狙いの売買
バンドウォーク後移動平均線を超えるとトレンドが転換することが多いです。そのトレンド転換を狙って攻める売買です。実践上一番使えるエントリーポイントです。


2.±2σ、±3σを超えたところで逆張り
トレンドを逆行して±2σ、±3σ超えたところで押し目、戻り売りを狙う売買です。市場全体やセクタ内の動きなどを確認しながらエントリーポイントを探ると成功率が上がります。「このままもみ合いの状態が続きそう」と予想した場合も使えます。


3.バンドウォーク狙い
バンドウォークは一時的なものから前場、後場の間ずっと継続して動く場合があるためバンドウォーク確認後エントリーするという売買も有効です。実践上あまり成功確率は高くありませんが、ある程度読めそうなら狙ってもいいと思います。


ボリンジャーバンドを使った売買例


では実例を紹介します。例を見ていただければわかりますが、大型株、小型株関係なく使える指標になります。例は5分足で±3σを表示していない設定にしています。


例1 2015.08.11 3692 FFRI



▼説明
朝寄りで急落後、一気に反発し中央の移動平均線を突破しブレイクしました。+2σを超えるぐらいの勢いで急騰しています。ここのエントリーポイントは、中央の移動平均線を超えそうな時に買いを入れます。MACDを併用しゴールデンクロスが出現をしているか確認します。ゴールデンクロス出現はトレンド転換のサインになりますので念のため確認します。


例2 2015.08.11 9501 東京電力



▼説明
バンドウォーク→エクスパンションし中央の移動平均線を突破しブレイクしたところがエントリーポイントです。バンドウォーク後の中央線ブレイクはトレンド転換することが多いので積極的に狙えます。


例3 2015.08.21 4783 日本コンピュータ・ダイナミクス



▼説明
これもバンドウォーク後の中央線ブレイクがエントリーポイントになります。


例4 2015.08.27 6954 ファナック



▼説明
これもバンドウォーク後の中央線ブレイクがエントリーポイントになります。長いバンドウォークが特徴のチャートです。


さいごに


ボリンジャーバンドの指標と市場の流れ、値動きなどの読みを併用してさらに勝率を上がると思います。株価を予想するツールとして必ず覚えたいテクニカル指標になります。またFXでも使えるため投資の幅も広がります。





記事検索