2015-07-11 19:49:13

【必見】相場環境を5つに分類し環境別デイトレード手法・攻略法を公開

デイトレードで毎日取引していると日々相場環境が変化していることに気づきます。相場環境により簡単に利益を上げられる日や全くダメな日など収支は手法以上に相場環境に依存します。

しかし毎日利益を上げるためには、環境のせいばかりしていられません。そこで考えたのが、相場環境により取引手法を変えるという考え方です。日々研究を重ねある程度パターン化し完成しましたので今回その方法をご紹介します。


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5つの相場環境


相場環境は簡単に分けて5つに分類できます。


1.もみあい相場
市場にテーマがなく全体に方向感がない状態の相場環境です。ある程度上昇し物色する銘柄がなく仕手系小型株などが物色される傾向にあります。


2.テーマ物色
ニュースなどによりあるテーマに資金が集中し連日上昇するような相場です。いまであれば「マイナンバー」「ソーシャルゲーム」「情報セキュリティ」「きもの」関連が盛り上がった相場環境です。関連銘柄にストップ高する銘柄が続出したりします。


3.循環物色
上昇相場時、全体に買いが広がっていく相場環境です。先行して上がった銘柄が買いつくされたあとまだ上昇していない出遅れた銘柄に買いが入り相場全体が上昇する状態で買えば上がるというもっとも勝ちやすい相場です。


4.不安定相場
相場全体が外部要因のリスクを警戒しながら動いている相場環境です。急落する銘柄が多く相場感を間違えると大きく負けるリスクがあります。


5.セリクラ
外部要因のリスクが引き金となり大暴落を引き起こした相場です。相場全体がパニック状態になり売りが枯れるまで売られます。売りつくされたあと大きなリバウンドが起こるためデイトレーダーにとっては大きな利益を上げるチャンスになります。


相場別攻略法・手法


では上記の相場に対応した攻略方法や環境に適した手法を紹介します。


1.もみあい相場攻略
相場全体に方向感がない状態です。あまり利益が上がらずいらいらしてギャンブルに走る場合があるため様子見の姿勢でのぞみます。手法はチャートを見て取引するようにします。抵抗線、支持線を意識しブレイク狙いをせず、ブレイクに失敗した銘柄の空売りや支持線に反発した銘柄の買いなどで攻めていきます。仕手株など小型材料株が盛り上がっている場合はロットを落として参戦します。

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2.テーマ物色相場攻略
盛り上がっているテーマを徹底的に監視し先行している銘柄のブレイク買いや銘柄連動手法がオススメです。盛り上がっているテーマを日々把握し監視していることが重要になります。勝ちやすい相場であるため積極的に売買していきます。

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3.循環物色相場攻略
テーマ物色相場と似ています。銘柄選びが重要になるので普段からいろいろな銘柄に触れておくことが重要です。毎日取引をしていると出遅れて上昇しそうな銘柄がわかってきます。取引手法はブレイク買いや銘柄連動手法で攻めていきます。これも勝ちやすい相場です。

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4.不安定相場攻略
基本的にサポートブレイク狙いの空売りとリバウンド狙いの買いです。急落する銘柄が多くなるのでリバ狙いがすごく効果を発揮します。しかし基本下落するので長く持ちすぎるとマイナスになるため細かく利益確定するようにします。セリクラと勘違いしやすいので大きな反発を期待して買いを長く持ったり翌日に持ち越すようなことは間違ってもしないようにします。

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5.セリクラ攻略
常識を超える下落になるので通常時の相場感を捨てます。中途半端なところで買いをいれないことが重要で焦らず反発をまって買いをいれます。空売りは厳禁です。手法はリバウンド買いと連動買いが効果を発揮します。セリクラ時は相場全体が日経平均先物の動きに連動して動きます。反発後は日経平均先物動きを見ながら自分の得意な銘柄を取引していると大きな利益につながります。

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さいごに


負けが続くと自分の手法のせいにしがちですが、ときには環境のせいにして違った目線で取引することも重要です。デイトレードで継続して勝つためには環境を見抜いて手法を変えていく能力が重要ではないでしょうか。





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